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介護士の心構え「対人援助のプロ」

介護の仕事は、人間が相手です。これは看護も同じですね。ただ病院における看護と違うのは、病気を治すために向き合うのではないという事です。どちらかと言えば介護は、ソーシャルワーカーが対人間に対して接していく方法に近いと言えます。ですから、病気だとか身体機能だとか、対象者のある特有のものに固執することなく、相手全体と向き合っていく事が必要です。

自分の弱さ
スタッフだって人間ですから、当然ながら自分の生活があります。そして、弱さがあります。どんな世の中であっても、生活をしていくというのは大変な事です。しかも、超高齢化社会を迎えている今、若い世代にとって、これからの将来明るい展望というのはあまり期待できません。また、周りは情報社会で、便利になった反面、少し前までは考えられなかった様な色々な犯罪や問題が当たり前の様に起こっています。その様な中で生活しながら、仕事に行けば介護が必要な入居者・利用者と向き合わなければならないのです。しかも相手は、介助を受けなければ自分の生活が保てないという、どちらかと言えば弱者に入る方達ですから、自分の苦しみや悩みを放っておいて仕事をしなければならないのです。つまり、悲しくても苦しくても、仕事をする時には笑顔でいなければならないのですね。これは、対人援助には絶対不可欠なものですが、非常に難しい事でもあります。しかし、乗り越えなければなりません。

自分をリセットする
乗り越えるには何が必要でしょうか。知識・スキル・経験・環境改善能力・コミュニケーション能力など挙げきれませんが、プロであれば、自分をリフレッシュする時間は必ずつくりましょう。どんなに辛く苦しい事があっても、仕事に向かう時にはそれを考えない様にするには、自分が気持ちを開放出来る時間や環境が絶対に必要です。なかには、それがスポーツやドライブ、買い物などの趣味であったり家族や友人との関わりであったり、タバコやお酒という方、またパチンコなどのギャンブルという方もいるかもしれません。身を破滅に招く様な方法はとらない方が良いでしょうが、それでも、仕事において入居者にはけ口がいくよりは良いかもしれません。その様にリフレッシュすると何が良いのでしょうか。ただ開放出来るだけではなく、自分を客観的に見つめ直す事が可能になります。自分は一人しかおらず、どんなに満足できない特徴や性質があっても自分は自分です。性格であっても、直せるところは努力を払えば良いですが、身体や顔の特徴だとか自分が生まれた環境だとかは直せません。ですから、いくら努力を払っても出来ない事は出来ない、また顔や身体も自分の個性だと思い、悩むのではなく受け入れる事、それが出来れば、きっと楽になれる事が増えると思います。その様にして、介護という対人援助のプロであれば、自分をコントロールする術を身に着けていきましょう。