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介護士の心構え「介護の専門性その2は、継続性」

お金をもらって介護という仕事をするのに必要な心構えを考えているシリーズです。次に考える専門性とはズバリ、継続性です。どういうことでしょうか。

24時間365日、一人で介護は出来ない
自宅で、自分の親を介護している人にとって、何が一番大変でしょうか。これは特に認知症の方の介護に適用される事ですが、24時間エンドレスだという事です。もちろん、介護を交替してくれる家族がいる場合にはそうではありませんが、往々にして、息子のお嫁さんが義母を介護するとか、実の娘や息子が親を介護する場合はあまり替わりの人材がいないのが現状です。どんなに誠実で、一生懸命で、なんとか親の良い様に介護をしようと頑張っている人であっても、24時間365日介護する事は出来ません。一人で介護をしていれば、当然ながら疲れがたまります。疲れがたまれば、そうではない時なら違う様に考えたり介護が出来たりする事も、次第にそうする事が出来なくなり、やがてその介護疲れがピークに達すると、介護放棄だとか口調や行動がつい厳しくなってしまい虐待と思われる様なケースに発展していく訳です。

交替がいる専門チーム
これが、介護施設ならばどうでしょうか。デイサービスなどの日帰りのサービス施設は、日中のみのサービス提供です。入所が出来る特養や老健、有料老人ホームなどは、基本的には8時間労働です。これに夜勤が加わると、16時間労働になったりもしますが、その後は介護という動作からは開放されるわけです。この様に交替要員がいる「チーム」だからこそ、24時間365日、利用者、入所者にとっての最善のケアを追い求める事が出来る訳です。交替がいない場合にこれを求める事は、恐らく人間には不可能と言っても良いでしょう。この交替を行う業務内容については、労働基準法でも介護保険法でも労働者は守られていますから、「法律によって守られたチーム」と言えるわけです。

チームに求められる継続性
当然ながら、交替するには引き継ぎが必要です。ですから、Aという利用者の情報というのは、介護するスタッフが替わったとしても常に更新されていかなければなりません。これを行うのが「申し送り」とも呼ばれますが、勤務が交替する時には必ず行われるものです。申し送りの形態は、事業所によって様々でしょうが、いずれにしても介護を受ける側にとっては、スタッフが替わろうがなんだろうが自分の事を把握しておいてもらいたいのが当たり前ですし、それこそが継続性の基となりますから、お金をもらっている限り、この継続性は絶対に必要とも言えるでしょう。