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6.介護福祉士の資質とは

「介護福祉士になりたい」と言うと必ず「偉いわね」と言う言葉が返ってきます。介護職と言うと、いつもニコニコして優しい対応をする人を思い浮かべますが、現実はそうでありません。介護される人とする人の戦いと言えっていいくらい真剣なものです。介護福祉士とは、介護を必要としている人ができることを発見し、できないことを手助けします。何でもやってあげるのではなく、介護を必要とならないように予防することや、介護の必要とする人の自立を支援することです。

その人のできることを発見するには、的確な観察眼を持たなければなりません。出来ないことを手伝う方法は、1つではありません。基本原則を応用しながら介護を行う必要があります。ただ単に体を動かすことでなく、人と向き合い、信頼関係を構築し、その人が必要な介護を、その人に最適な方法で行えるよう判断することです。そこに介護福祉士としての資質が問われることになります。それでは、原点に返って介護福祉とはどのようなことを指すのでしょう。「介護」と言う言葉は、明治時代から使われていた古い言葉です。介護の中心的な担い手である家族の介護力が弱体化し、家族に変わる社会的な介護が、広く求められるようになりました。

それに伴って、専門的な知識や技術が求められるようになり、1987年「社会福祉士及び介護福祉士法」が制定され、資質の向上を図るため、国家資格化と専門教育のプログラム策定がなされたと言えましょう。このような変遷を経て、介護は家族や身内のいわば素人がする行為から、専門教育を受けたプロが担うこととなりました。

この介護と福祉と言う言葉を合成した「介護福祉」と言う言葉が生まれたのは、1987年「社会福祉士及び介護福祉士法」で使われたことと考えられます。介護福祉士の質的向上は、今まで以上に良い資格として社会的に認められ、その結果仕事の成果が上がれば、これからの日本に必要不可欠となるでしょう。