求人詳細

5.介護福祉士とその役割

介護福祉士は、社会福祉士と同様、昭和62年に誕生した国家資格です。その名の通り、介護の専門的な知識とスキルを持ち、認知症老人や寝たきり老人、あるいは介護を要する身体障害者や知的障害者などの入浴、排泄、食事などと言えった、介護にあたるスペシャリストと言えましょう。要介護者に対して、直接的な世話をするのが仕事でありますが、それと同時に、介護する人や、その家族の精神的な支えとなることも、また大きな仕事であると言えましょう。

特に家族の中には精神的なストレスを抱えている人も多いことがあります。こうした介護者の悩みを解決、支援するのも介護福祉士の役割です。さらに他の保健医療福祉関連のスペシャリストと、連携しながら介護そのものの質の向上を図っていくことも大切でしょう。

介護福祉士は、全く新たな分野の職種としてつくられたのではなく、これまで社会福祉施設などで、直接介護に従事してきた寮母や指導員、ホームヘルパーなどの質的向上を目的として、法制化された資格なのです。社会福祉士と同時に昭和62年に誕生していますが、その違いは、社会福祉士が、福祉に関する相談、助言、指導を行うのに対して、生活上の介護、援助、又は、介護に関する相談、指導を行うとの違いがあります。また大切なことは、プライバシー保護事務が課せられていることを忘れてはなりません。身体介護と家事援助を主とする介護専門職は、その仕事の性格から、様々なプライバシーに立ち会うことになります。

そのため、介護を受ける人と、その家族の秘密を守り、生活や介護に関しての本人や家族の意思を尊重していく基本姿勢が必要です。介護福祉士の倫理綱領として定められています。日本介護福祉士会倫理綱領として、プライバシーの保護の要項で「介護福祉士は、プライバシーを保護するため、職務上知り得た個人の情報を守ります」と定められています。これも介護福祉士の大きな役割と言えましょう。