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ケアマネジャーの役割について

2000年4月社会全体で、高齢者を支えるという考えのもとに、スタートした介護保険法は、今試行錯誤しながら運用されています。その介護保険制度運用の要として生まれたのが介護の専門職ケアマネジャーです。ケアマネジャーは、医師や看護師のような業務独占資格ではありません。介護サービスのコーディネーターとして、利用者と事業者をつなぐ大切な役割を果たしています。ケアマネジャーは、略して「ケアマネ」と呼ばれることもあります。正式な名前は、「介護支援専門員」と言います。これは介護保険制度と共にできた資格からです。

この資格は、医師や看護師、薬剤師のような国家資格ではありません。公的資格です。医師や看護師の業務独占資格、社会福祉士の名称独占資格、罰則規定のある法廷資格でもありません。したがって、専門職でなくともケアマネジャーの業務を行うことも可能です。ケアマネジャーは、利用者を擁護、支援し続ける役割を負っています。

どのようにすれば利用者が最も効果的に福祉、保健、医療などのサービスを受けられるか常に考えておかなければなりません。そんなケアマネジャーは6つの基本倫理と3つの基本視点を持たなければなりません。6つの基本倫理とは、1人権尊重、2主体性の尊重、3公平性、4中立性、5社会的責任、6個人情報の保護です。この内ケアマネジャーにとって絶対的なものが、1の人権尊重です。

そして基本視点とは、1自立援助、2ノーマライゼーション、3生涯発達の3つです。ノーマライゼーションとは、子どもから高齢者まですべての人が、普通の生活ができる地域社会を作っていこうというものです。今ケアマネジャーの絶対数は不足しています。それだけにケアマネジャーに依頼できない人たちが問題になっています。「ケアマネ難民」と言う言葉があるように、ケアマネの役割は、超高齢化社会を迎えた今、重要な存在となっていることを自覚しなければなりません。